当サイトは広告が含まれています

白髪はどうして生えてくる?遺伝と老化と生活習慣が原因

おすすめヘアケアアイテム
悩み
悩み

白髪はどうして生えてくるの?

何をすれば白髪対策になるの?

日常生活で気をつけることは?

白髪は35歳を過ぎた頃から目立ち始めるのが一般的です。
白髪についてのメカニズムは徐々に解明されつつあり、偏った食事やストレスなど、加齢以外にも様々な要因があります。
そこで本記事では、次のことをお伝えします。

  • 白髪について
  • 白髪に対してのヘアケアとは?
  • 白髪に対しての生活習慣は?
ともや
ともや

ヘアカラー累計1万人以上施術経験あり。そして、美容業界において名誉と権威ある称号”ヘアケアマイスター”取得中

白髪の生えるメカニズムや原因?

髪の毛は、毛根で生成される段階では色がなく白髪と同じ状態です。メラノサイトという細胞が髪に色を与えるための色素メラニンを生成し、送り込むことで色が付きます。
このメラニンにはユウメラニンとフェオメラニンの2種類があり、髪の色はこれらの割合で決まります。日本人の髪が黒いのは、赤〜黄色のフェオメラニンよりも黒色〜褐色を司るユーメラニンの量が多いためです。

白髪が生えるのは、「メラニン」をつくる「色素細胞(メラノサイト)」にあり、メラノサイトの働きが低下したり、メラニン色素の量が減少したり、メラノサイトが不足するときです。その結果、髪に色が付けられなくなり、色のない髪(白髪)が生えてきます。
色素細胞は加齢や生活週間など何らかの原因によってダメージを受けると、メラニン色素をつくりだすことができず、白髪の原因の一つになってしまうのです。

白髪の3大原因(遺伝、加齢、生活習慣)

色素細胞(メラノサイト)の存在が、黒髪になるか白髪になるかのカギです。
メラノサイトの働きが低下する主な原因は加齢と考えられますが、他にもさまざまな原因があると言われてます。
白髪の3大原因について紹介します。

  • 遺伝
  • 加齢
  • 生活習慣

遺伝

白髪になりやすいか、そうでないかは、遺伝的な要因が関係すると考えられてます。
白髪にまつわる遺伝には、生まれつき色素幹細胞を維持する遺伝子が欠けていたり、色素幹細胞の寿命が短かったりすることがあり、両親のどちらかが白髪が多いようであれば、遺伝が原因で白髪が生えてくる可能性が高いです。

加齢

加齢とともに、髪に色を付ける色素細胞や色素幹細胞の働きは衰えてきます。
白髪が現われ始める年齢は、男女共におおむね35歳前後とされていて、白髪は老化のサインの一つと捉えらることが多く「自分もそんな年になったのか」と感じる人も多いと思います。

生活習慣(食事、運動、睡眠)

食事(栄養不足)

健康な髪を生やすには、多くの栄養素が必要なため、栄養バランスのよい食事を摂ることがとても大事です。
不足しがちなタンパク質、炭水化物、良質な脂質。ミネラル、ビタミンなどバランス良く摂りましょう。

運動

運動不足は血液の循環を阻害し、頭皮の血流不足につながります。
血流が滞ると、毛根に必要な栄養素や酸素が不足し、メラニン色素の生成が阻害され、白髪の増加につながる可能性があります。適度な運動は血液の循環を促進し、毛細血管の血流を改善するため、白髪を防ぐ上で重要です。
また、運動はストレスに対抗する「セロトニン」というホルモンを活性化させ、ストレス解消の手助けをしてくれます。

睡眠(睡眠不足)

人は睡眠中の成長ホルモンの働きなどにより、体の修復・回復が行われます。
十分に寝る時間が確保できないと、細胞のダメージが蓄積されてしまいます。それにより、メラノサイトが早く老化してしまう可能性もあり、白髪が増える恐れがあります。

日々の生活の影響

白髪の原因は日々の生活のいたるところに潜んでいます。
しかし、日々のちょっとしたケアや心配りで白髪予防につながることはたくさんあります。
注目すべき3つのポイントを早速チェックしてみましょう。

気をつける3つのポイント
  • 紫外線
  • 塩素
  • 姿勢や眼精疲労

紫外線

肌や髪だけでなく、頭皮にとっても紫外線は大敵です。
頭皮は、長時間紫外線を浴びると乾燥してしまいます。
特に、分け目に白髪が多い人は紫外線によるダメージが原因の可能性があります。
外出の際は帽子や日傘で紫外線をガードするなどの対策が必要です。
曇りや雨の日でも紫外線は降り注いでいるため、髪や頭皮専用の日焼け止め、頭皮にも使用できるスプレータイプの日焼け止めを使うがおすすめです。

水道水の塩素

水道水に含まれる残留塩素も、頭皮の乾燥など、髪の毛へのダメージに少なからず影響があります。
塩素を除去するタイプのシャワーヘッドを使うことをおすすめします。

スマホやパソコンを見る姿勢や目の疲れ

スマホやパソコンを見る際のうつむきがちの姿勢は、首の筋肉に負担がかかって凝り固まり、頭皮の血流が悪くなる原因になります。
スマホの長時間利用や仕事でパソコンを使うことが日常化している、あるいは肩こうりや首こり、眼精疲労などの自覚症状がある人は、白髪になりやすい生活になっている可能性があります。

場所によって白髪の原因

髪の分け目や生え際、フェイスラインなど、白髪が目立つところに生えてくる気が!?
実は、それにはちゃんとした理由があることも。白髪が生える場所とその理由を知れば、自分の白髪の原因がわかるかもしれません。

  • 頭頂部・分け目→紫外線
  • 顔まわり→頭皮の老化や血行不良
  • こめかみ→眼精疲労
  • 後頭部→生理不順や婦人科系、自律神経

頭頂部・分け目に白髪が多い

頭頂部や分け目に白髪が多いのは紫外線が原因が多いです。
どうしてもこの部分は直射日光が当たりやすく、紫外線により活性酸素が発生して白髪になりやすいのです。髪にも使用できる日焼け止めスプレーで保護するなど、お肌だけでなく頭髪にも紫外線対策をしましょう。

顔まわりに白髪が多い

加齢による頭皮の老化と血行不良が原因と言われています。

顔周りは特に目に触れることが多く、気になりやすいということもありますが、血流が届きにくいことが大きな原因です。  
首までは太い血管が通っているため充分に血流が届きますが、前頭葉は細い血管がその血流をつないでいるため後頭部に比べて血流が届きにくいのです。

こめかみに白髪が多い

生え際に集中して生える白髪は、眼精疲労が原因の可能性があります。目の疲れが溜まると、おでこやこめかみの筋肉が緊張状態に陥って血液の流れが悪くなり、十分な栄養が頭皮に送られないことで白髪が増えやすくなります。
デスクワークで長時間パソコンを使っている人やスマホを手放せない人は注意が必要です。

後頭部に白髪が多い

後頭部には生殖器系のツボがあるため、ここに白髪が多い方は生理不順や婦人科系、自律神経に支障をきたしている可能性があります。
また、寝ている間に枕と頭皮が擦れて、その刺激が原因となっている場合もあります。枕と頭皮の摩擦は白髪だけでなく髪のツヤなどにも影響があるので、摩擦の少ないシルクの枕カバーなどに変えてみることをおすすめ。

白髪をこれ以上増やしたくない!ヘアケア編

これまでご紹介してきたように、白髪には様々な原因が考えられます。
残念ながら加齢や遺伝による白髪には明確な治療法などはありませんが、生活習慣の改善やケアを行うことで白髪の発生を遅らせたり、白髪の量を減らせる可能性もあります。
ここでは日常生活の中でできる予防・対策方法をご紹介します。

自分に合ったシャンプーを使う

白髪対策には、自分に合ったシャンプーを選ぶことも重要です。白髪の発生は、メラニン色素が減少することに起因します。メラニン色素を保護するために、適切なシャンプーを選ぶ必要があるのです。

以下、白髪対策におすすめのシャンプーを紹介します。

ノンシリコンシャンプー

シリコン入りシャンプーは、髪の表面に膜を作り、髪を保護する働きがあります。一概に悪いとはいえませんが、長期的に使用すると髪の根本の頭皮や毛穴の部分にまで膜が入り込み、頭皮全体の環境を悪化させることがあります。

ノンシリコンシャンプーを使っていくことは、長い目でみると白髪対策になるといえます。

ナチュラルな成分が含まれたシャンプー

天然由来の成分が含まれたシャンプーは、頭皮環境を整える効果があります。例えば、オリーブオイル、アルガンオイル、ハチミツなどには、頭皮の保湿効果があります。またナチュラル成分はストレスを和らげる効果もあるため、白髪対策にふさわしいでしょう。

白髪用シャンプー

白髪対策のための白髪用シャンプーを使うのもおすすめです。白髪用シャンプーには、ヘマチンやNアセチルLチロシンといった、メラニン色素をサポートする効果がある成分が含まれているものがあります。

頭皮ケア(マッサージ)をする

血流をアップさせる頭皮マッサージ。新しい髪が生えてくる環境がよくなると、白髪だけでなく薄毛やうねりなどの髪悩みにも効果的です。

頭皮用美容液を使う

頭皮ケアと併せて活用したいのが、頭皮用美容液。頭皮用のアイテムといえば、育毛剤など男性が使うものというイメージがありますが、最近では化粧品メーカーからも女性を対象とした頭皮用美容液が多く販売されています。
中には、女性のホルモンバランスを考慮に入れながら血流を促したり、メラノサイトに働きかけたりする機能を持つものまであります。
気になる髪のお悩みに合わせてアイテムを選び、日々のヘアケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。

白髪をこれ以上増やしたくない!生活週間編

白髪に効果的な食べ物を摂取する

白髪の原因の一つに、メラニン色素の生成に必要な栄養素が不足していることが挙げられます。メラニン色素は髪の色を決定する物質であり、銅や亜鉛などの栄養素が必要。牡蠣などの魚介類やレバー、ナッツ、大豆製品に多く含まれるので、これらを食事に取り入れるのがおすすめ。また、黒い食材(黒ゴマ、海苔、黒豆、わかめ、ひじき等)も白髪の改善に良いと言われています。
栄養バランスの良い食事が一番ですが、中でもタンパク質やビタミンB群などの栄養素は特に白髪に必要なものなので、肉・魚・野菜・種実類・発酵食品は積極的に摂取するようにしましょう。

【髪のために摂りたい栄養素】

タンパク質

タンパク質は髪の主要な構成要素であり、健康な髪を維持するために不可欠です。タンパク質が不足すると、メラニン色素の原料であるチロシンも不足し、白髪が増える可能性があります。
肉や魚、卵などの動物性タンパク質だけでなく、大豆などの植物性タンパク質も摂取し、バランスの取れた食事を心がけましょう。

ミネラル

ミネラルは髪に色素を送り込むために欠かせない栄養素の一つです。
特にメラニン色素を生成するメラノサイトは、チロシナーゼという酵素を使ってチロシンを黒い色素に変化させます。
ミネラルはこのメラノサイトの働きを活性化するのに重要な役割をします。
特に亜鉛や鉄分、銅などのミネラルは食べ物から摂るように心がけ、サプリメントは補助的に利用するのがおすすめです。民不足

亜鉛…カキやハマグリなどの貝類、豚肉、レバー、チーズなど
ビタミンCと一緒に摂取すると吸収率UP
銅…レバー、牛肉、赤身の魚、豆類など

ビタミン

ビタミンは直接身体に作用するのではなく、他の栄養素の働きを補助し、栄養素同士がチームワークを発揮して体に最大の効果を発揮します。
例えば、亜鉛とビタミンCが一緒に摂取されると収効率が上がります。同様にタンパク質を摂取するのであれば、ビタミンB6が含む食品も一緒に食べれば効率よく吸収できます。

白髪に良いビタミンはビタミンB12です。メラノサイトの機能を活性化し、メラニン色素を増やす効果が期待できます。他にも赤血球のヘモグロビン生成を促進し、貧血対策にもつながります。

・ビタミンB12…魚貝類や牛・豚のレバーなど

睡眠をしっかりとる

睡眠は、健康な髪を維持するために非常に重要な役割を持っています。睡眠不足は髪にもストレスを与え、健康な髪の成長を妨げる原因となります。また身体の免疫力を低下させ、頭皮にも悪影響を与えます。

白髪対策としての睡眠は、1日に約7~8時間が理想です。十分な睡眠は身体のストレスを軽減し、頭皮の血流を促進します。また睡眠中は成長ホルモンが分泌されるため、健康な髪の成長が促進されます。

睡眠の質もまた重要です。良質な寝具、室内環境にも配慮するようにしましょう。就寝前の過度なアルコール摂取や食事、スマホやパソコンなどのブルーライトを浴びることも避けるようにしてください。

適度な運動をする

白髪の予防には運動も有効だと言われています。一つ目の理由は、体を動かすことでストレスを発散させられること。二番目に、運動をすると代謝が上がり、血流が良くなるからです。白髪は髪への栄養不足が関係しているので、血流が良くなることで髪へ栄養を届けやすくなり、白髪を予防することができます。

白髪対策すると同時に健康が手に入ってしまう話

以上が白髪についての話でした。
白髪は、老化や遺伝など避けられない要因の他に、毎日の生活習慣やストレスなども原因となることがあります。髪は体の一部であり、全身の健康と密接に関連しています。
したがって、健康的なライフスタイルが白髪対策にも有効です。原因を見直し、適切な生活習慣を取り入れることで、白髪ケアだけでなく全身の健康も促進されます。

サカグチ トモヤ

髪や身体、脳をキレイにしたい人に向けて、『ヘアケア、筋トレ、読書』に関する情報を発信しています。
経歴
2010年~:美容室に勤務
2022年~:フリーランス美容師
2024年~:美容師×ブログ
資格
美容師国家資格
管理美容師資格
ヘアケアマイスター(プライマリー、ミドル)取得
福祉理美容士認定資格

続けていること
筋トレ・サウナ
読書・オーディオブック(聞く読書)
美容師15年目

サカグチ トモヤをフォローする
おすすめヘアケアアイテム美容師情報
TOMOYA BLOG

コメント

タイトルとURLをコピーしました