こんなお悩みについて、
解決できる記事を書きました。

- 美容師歴15年
- ヘアケアマイスターの資格取得
- 福祉理美容師の資格取得
- 都内美容室で現役stylistとして活躍中
お客様とのコミュニケーションから得たリアルな声を活かし、豊富な経験と知識を織り交ぜた情報をお届けしています。
「赤みが気になって、なかなかアッシュやグレージュがキレイに入らない…」
そんな経験はありませんか?
今回は、ブリーチなしでも透明感のあるグレージュカラーが楽しめる「エドルカラー」について美容師目線でわかりやすく解説していきます。
赤みを抑えつつ、柔らかく透け感のある髪色を叶えたい方はぜひ参考にしてくださいね。
エドルカラーってそもそも何?
エドルカラーは「タカタベルモント」の化粧品ブランドLebeL(ルベル)。
「遊ぶ、彩る、透き通る」をコンセプトに開発し展開されているカラー剤です。
エドルの名前の由来は、
「edol = エドル = 絵取る」
絵取るという意味は、美しい状態を保ちながら彩色するということです。
エドルカラーの最大の強みは、アッシュやグレージュといった赤みを抑えつつ、髪の透明感を出せるヘアカラーです。
エドルカラーの特徴
「赤みを抑えた透明感のあるカラーがしたい」そんな方におすすめなのがエドルカラーです。
ここではエドルカラーの特徴を、現役美容師目線でわかりやすく解説します。
髪の赤みを消して透明感のある色に
エドルカラーは日本人特有の「赤み」そのものを消し、透明感のあるカラーを作り出してくれるヘアカラー剤です。
髪の色を決めているのが「メラニン色素」です。
日本人の地毛の髪は基本的に黒く見えますが、それは髪の中に黒〜褐色の色素である「ユウメラニン」が多く含まれているからなんです。
ユウメラニン…黒〜褐色を担うメラニン色素
フェオメラニン…赤〜黄色を担うメラニン色素
メラニン色素を脱染(削ること)し、カラーの染料を髪の内部に浸透させることが必要になります。
従来のヘアカラーでは、メラニン色素を削る力が強いハイトーンのカラー剤やブリーチ(脱染)を使用して、透明感のある色味を出していることが多いです。
エドルカラーは、従来のヘアカラーと違い、日本人の髪に多く含まれるフェオメラニンを効果的に漂白する「シナジーオイル処方」というのがあります。
これにより、髪の赤味を漂白し、無駄な脱染を最小限に抑えて、鮮やかなカラーを実現できるようになります。
エドルカラーは日本人の髪質に合い、透明感やツヤを引き立て、美しい仕上がりにします。
しっかり染まり色持ちアップ
エドルカラーは、染料の浸透効果が高く、染毛力と色持ちのアップの効果があります。
ヘアカラーをした際、カラーの色素は髪のコルテックスという部分で発色する事で髪が染まります。
- 海苔部分→キューティクル
(髪の毛の表面の皮) - ご飯部分→コルテックス
(髪の内部を作っている部分) - 具の部分→メデュラ
(芯の部分、無い人もいる)

エドルカラーは、髪の内部「コルテックス」にあるCMC(細胞膜複合体)の油相の(β層)に染料を効果的に届けることで、髪の芯に近いところまで染まり高い染色力を発揮します。
さらに、「ブーストオイル成分」がCMCの油層(β層)と親水相(δ層)の界面に規則正しく並ぶことで、髪に油分を補給しながらカラーの染料の定着をしっかり補強して色持ちがよくなります。
この特性により、髪の内部までしっかりと染め上げ、透明感のある美しい発色が長く続くカラーになります。
低アルカリでダメージが少ない
従来のヘアカラーでは、鮮やかな発色を得るためには高いアルカリ剤を使用し、メラニン色素を分解する必要がありました。
この「アルカリ剤」は髪のキューティクルを開いてカラー剤を浸透させる役割を持ちますが、使用量が多いほど髪への負担が大きくなり、ダメージやパサつきの原因にもなります。
しかし、エドルカラーは効果的に髪の赤味を担うフェオメラニンを漂白できるため、高いアルカリ剤は不要になりました。
これにより、髪に残るアルカリ剤が少なく低ダメージでヘアカラーが出来ます。
ヘアカラーをすると、髪には「残留アルカリ」と呼ばれるアルカリ剤が残ります。
これが原因で髪が退色し、継続的なダメージを受ける可能性があります。
美容室では、残留アルカリのケアを行いますが、完全に取りきることは難しいのが現状です。
髪本来の弱酸性の状態を保つためにも、弱酸性のシャンプーを使うなど日常的なケアがとても大切になります。
どんな人に向いている?
エドルカラーって気になるけど、
「自分にも合うのかな?」と思う方も多いかもしれません。
ここではどんな方にエドルカラーがぴったりなのか簡単に解説します。
- 地毛の赤みが強く、アッシュやグレージュがなかなかキレイに出ない方
- ブリーチなしでアッシュやグレージュに挑戦してみたい方
- ダメージを抑えて色持ちを良くしたい方
エドルカラーは、日本人特有の赤みの原因であるフェオメラニンを効率よく漂白し、髪の赤みをしっかり削ることができるヘアカラー剤です。
そのため、赤みを抑えて透明感のあるアッシュやグレージュにしたい方には特におすすめです。
エドルカラー・イルミナカラー・アディクシーカラーの違い
赤みを抑えて透明感を出せるカラー剤として、
人気の「エドルカラー」「イルミナカラー」「アディクシーカラー」。
どれも似ているようで、実は特徴や仕上がりに違いがあります。
ここでは、それぞれのカラー剤の違いを簡単にわかりやすく解説していきます。
エドルカラーの特徴
エドルカラーの特徴は、上記にも書きましたが日本人特有の赤味(フェオメラニン)を消すことに特化したヘアカラー剤です。
アッシュやグレージュといった髪色はどうしても赤みが出てしまい、透明感を出したい場合には他の色で消さないといけないが、フェオメラニンを強力に漂白してくれるので透明感を演出し再現させます。
染料の浸透力が高く、カラーの定着もしっかりするので、髪がキレイに発色するのが特徴ですね。
低アルカリ処方で質感も良く、ダメージを感じさせずにツヤのある美しい仕上がりにできるのも嬉しいポイントです。
イルミナカラーの特徴
イルミナカラーは、WELLA(ウエラ)が開発したサロン専用のカラー剤です。
最大の特徴は、驚くほどのツヤ・透明感・やわらかな質感を実現できること。
特に赤みが出やすい日本人の髪でも、外国人のようなシアーで透き通ったカラーを叶えることが可能です。
イルミナカラーは、独自の特殊技術(マイクロライトテクノロジー)により、カラー時の金属イオンの影響を抑えることでキューティクルへのダメージを最小限に抑えて染めることができます。
そのため、通常のカラーよりダメージを抑えつつカラーができ、褪色しても透明感のあるきれいな色味をキープできるのも特徴です。自然な光色を求める方にぴったりですね。
アディクシーカラー特徴
アディクシーカラーは、ミルボンが開発したサロン専用のカラー剤で、特に寒色系カラーに強いのが特徴です。
高彩度の青色をベースに設計されており、日本人特有の赤みや黄みをブリーチなしでもしっかり打ち消してくれるのがポイント。
これにより、透明感のあるアッシュやグレージュ、ブルー、パープルなどの寒色系カラーを美しく表現できます。
さらに、ミルボン独自の染料設計で髪の内側からクリアに発色して、ツヤ感のある仕上がりになるのも嬉しいところです。
そのため、ブリーチなしで赤みを抑えた寒色系カラーにしたい方に特におすすめできるカラー剤です。
エドルカラーラインナップ

引用:LebeL公式サイト
2025年時点では寒色系から暖色系までトレンドを押さえた総81色のラインナップになっています。
エドルカラーには、ベースカラー・シェードカラー・プライマリーカラーの3つのラインがあります。
- ベースカラー…ブラウンやベージュなど自然な色味を演出できるラインで、ナチュラルからモードまで幅広く対応可能。
- シェードカラー…レッド・オレンジ・マット・アッシュなど、鮮やかな色味をしっかり出したい時に活躍。
- プライマリーカラー…純色に近く、高彩度を出したい時や他の色味を補正したい時に使いやすい。
これらを組み合わせることで、多彩なカラーバリエーションが作れるのがエドルカラーの強みです。
中でも人気なのがグレージュカラー。
赤みをしっかり抑えながら、透け感のある柔らかな色味を出せるのが魅力です。
ブリーチなしで透明感が出せる点が支持されていますね。
そもそもグレージュって何色?
グレージュカラーとは、グレーとベージュの色を合わせた髪色のこと。
赤味がない外国人風の色味を、より一層日本人の髪に馴染みやすくしたカラーです。
グレーがもたらすおしゃれでくすんだ雰囲気や透明感、ベージュが提供するまろやかで柔らかい質感。
この2つのいいとこ取りをしているのがグレージュカラーの魅力。
日本人に出やすい髪の赤味を取り除き透明感と柔らかさを出せるカラーの色味としてとても人気です。
一般的に外国人風カラーはブリーチを使用して赤味を抜くことで透明感のある色を出しますが、グレージュの魅力はブリーチなしでも楽しめるダメージレスな外国人風カラーというところもおすすめの1つです。
- 髪の毛が柔らかく見える
- 髪の毛に透明感が出る
- 仕事上、派手な髪色はできないという方もおすすめ
- グレーが強過ぎるとくすみが出るが、グレージュだと顔色が良く見える
ブリーチなし 暗めグレージュカラー

ヘアカラーにおいて、職場の規制で最も一般的なのは7レベルの明るさを設定しているところが多いです。
暗めでも赤味を消すことで透明感を与えます。
ブリーチなしで透け感を出す為にグレージュの中でもグレー味を強くすることで赤味を消します。
このように、ブリーチを使用せずに赤味を削る方法として、グレージュカラーはとても魅力的です。
職業的な制約で明るい髪色にすることが難しい方や、明るい色に抵抗がある方にとって、ブリーチを使わない暗めのグレージュはとてもおすすめです。
ブリーチなし 明るめグレージュカラー

明るめのグレージュは黄ばみが出にくく、くすんだ透け感を出してくれるものなので仕上がりはとても上品です。
明るめのグレージュはベージュの比率を高め、抜け感や柔らかさを出します。
ブリーチを使用せずに、繰り返し染めることで明るさが増し、染めるたびに色が豊かになり、最終的には美しいグレージュに仕上がります。
持ちも良く、柔らかい自然な印象で、赤味を抑えた仕上がりが特に人気です。
へアカラーにおいて職場の規制が緩めの方に是非おすすめです。
まとめ
数あるヘアカラーの中でも、髪を傷めずに日本人特有の赤み(フェオメラニン)をしっかり抑えられるのがエドルカラー。
そして、そんなエドルカラーで特に人気なのが、柔らかさと透明感を同時に叶えてくれるグレージュカラーです。
ブリーチなしでも透け感のあるカラーに仕上げられるのが、エドルカラー最大の魅力。
赤みを抑えることは、外国人風のカラーを叶えるために欠かせないポイントです。
明るめでも暗めでも馴染みが良く、ナチュラルで挑戦しやすいのがグレージュのいいところ。
赤みを抑えた透明感のある髪色を目指すなら、エドルカラーでのグレージュをおすすめします。
カラー後のケアをしっかり行いながら、毎日のヘアスタイルをもっと心地よく整えていきましょう。


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