このようなことについて、
わかるように解説していきます。


都内で働く美容師歴15年の3児の父。
毎日忙しくても「整うこと」を大切にしながら、家族との暮らしや美容、
「耳で読む読書」を楽しんでいます。
忙しい毎日の中で、自分時間って意外と少ないものですよね。
仕事に育児に家のことなどバタバタしながらも、物語に触れるひとときが、僕にとっては心の癒しみたいなところがあります。
今日は、そんな貴重な読書時間の中で出会い、
心を激しく揺さぶられたとっておきの一冊、
夕木春央さんの「方舟」をご紹介します。
読み(聴き)始めたら止まらない。そして、読み(聴き)終わった直後ちょっと硬直しちゃいました。
「え、まじで…、最後こんな感じなんか…。」
と気づけば何度も自分に問いかけていました。
そんな衝撃の小説です。
本作を「耳」で読書する「Audible(オーディブル)」で聴きました。
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夕木春央さんの「方舟」のあらすじ
舞台は山奥の謎の地下建築物「方舟」。
主人公の越野柊一は、大学時代の仲間や従兄とともにその場所を訪れます。
偶然出会った家族連れも加わり、計10人が方舟の中で一夜を過ごすことになります。
翌朝、予期せぬ地震により出入口が塞がれ、方舟の中に閉じ込められてしまいます。
外部との連絡手段も断たれてしまい、さらに水が建物に流れ込み始め、全員が命の危機に直面します。外界から完全に隔絶された環境では助けが来る望みはなく、全員が命のリミット「1週間」を突きつけられる。
「誰か一人を犠牲にしなければ、全員が死ぬ」そんな極限状態の中で起きた殺人事件。
果たしてそれは救いか、それとも始まりか…。
極限状態の中で、生き延びるための選択と、真相を探るための駆け引き。疑念が深まる密室空間で繰り広げられる心理戦と、想像を超えるトリック。
すべてを知ったとき、「方舟」というタイトルの意味が静かに心に沈んでいく…。
主な登場人物
登場人物はこちらです。
- 越野柊一(こしの しゅういち)
本作の主人公 - 篠田翔太郎(しのだ しょうたろう)
柊一の従兄 - 西村裕哉(にしむら ゆうや)
アパレル店勤務 - 絲山隆平(いとやま りゅうへい)
ジムインストラクター - 絲山麻衣(いとやま まい)
隆平の妻で幼稚園の先生 - 高津花(たかつ はな)
OL - 野内さやか(のうち さやか)
ヨガ教室の受付
- 矢崎幸太郎(やざき こうたろう)
電気工事士 - 矢崎弘子(やざき ひろこ)
幸太郎の妻 - 矢崎隼斗(やざき はやと)
矢崎夫妻の息子
「方舟」の感想
「密室殺人」と「倫理の選択」という、
二つのテーマが絶妙に絡み合っていて、ミステリーとしてもサスペンスとしても一級品。
また、登場人物たちがみんな「どこにでもいそうな若者」であることが、逆にリアリティを増していて、自分の子どもや家族に重ねて読んでしまいました。
「もし、自分がその場にいたら」「もし、自分の子どもがそんな場にいたら」と考えました。
しかも最後に待っていたのは、予想を遥かに超えるどんでん返し。
読み終えたあとに、思わず数分間ぼーっとしてしまうくらい衝撃的でした。
なぜこの本を選んだかというと
きっかけは、お客様に「とにかく読んでみて。何も知らずに」という感想を聞いたからです。
「何も知らずに」という言葉に逆にそそられて、思わずダウンロード。
最近、サスペンスやミステリーを読みたかったし「予想を裏切る」という点ではここ数年で一番衝撃を受けた本でした。
クローズドサークル(外界と遮断された状況)という設定も、自分の中の“もし自分がそこにいたら…という想像をかき立てられて、完全に引き込まれました。
考えさせられたところ
この作品、印象に残るセリフやシーンがほんとに多くて。でもネタバレせずに語るなら、やっぱりこの問いがずーっと頭に残ってます。
「人は、自分が生きるために他人を犠牲にできるのか?」ここの問いかけが、作品全体を通してずっと心に残っています。
中盤から後半にかけて、それぞれの登場人物がたちそれぞれの「選択」があって、「自分だったらどうする?」って、読みながら何度も考えさせられました。
誰かを悪者にもしないし、誰かだけを正義にもしてない。そういう描き方がすごくリアルで、人間って極限状態でこそ本当の姿が出るんだなぁって…
読むうちに、自分の価値観がぐらっと揺れるような、そんな感覚がありました。
実際に変わったこと・やってみたこと
この本を読んだあと、正直しばらく余韻が抜けませんでした。
「もし自分があの状況にいたら…?」って、何度も考えてしまって家族との会話で、「もし◯◯だったらどうする?」というもしも話をするようになりました。
普段何気なく過ごしているけど、家族の価値観や考え方を知る時間って大事ですね。
改めて、ミステリーって“謎を解く”だけじゃなく、人間の奥深さを見せてくれるジャンルなんだなと感じました。
「方舟」はこんな人におすすめ!
こんな人におすすめです。
- ミステリーやサスペンスが好き
- 登場人物の心理描写をじっくり楽しみたい
- 「正しさとは何か?」を問い直したい
- どんでん返しが好き
反対に、以下に当てはまる人は合わないかなと思います。
- 極限状態が苦手
- ドキドキしっぱなしが苦手
「方舟」は山奥の謎の地下建築に閉じ込められて、さらに水が建物に流れ込み始め、全員が命の危機に直面します。精神的にも極限状態なので心臓に悪いかと…。
上記のような方は読んでいて(聴いて)ちょっとキツイかもですね。
作品の基本情報
タイトル:方舟(はこぶね)
著者: 夕木 春央(ゆうき はるお)
ページ数:304ページ/Audible:11時間15分
出版社:講談社
発売日:2022年9月8日
受賞歴:
・週刊文春ミステリーベスト10国内部門第6位
・MRC大賞2022第1位
Audibleナレーター: 山内 璃久亜(やまうち りくあ)
著者について
夕木春央さんは、精密な心理描写と構成力に定評のある若手ミステリー作家。
2019年「絞首商会の後継人(出版時には「絞首商會」に改題)」で第60回メフィスト賞を受賞し、デビュー。
「方舟」「十戒」などのヒット作で、今大注目のミステリー作家さんです。
本作『方舟』は第22回本格ミステリ大賞を受賞し、多くの読者の間で話題となりました。
作品の繋がりを楽しむのもおすすめです。
まとめ
読書って、自分の知らない世界や感情に出会えることが一番の魅力だと思っています。
『方舟』はまさに「自分の価値観」に揺さぶりをかけてくる物語です。そして、最後にどんでん返しが…。
もし、心を動かされる一冊を探しているなら。何かにモヤモヤしているなら。ぜひ、この作品を手に取ってみてください。
きっと、あなたにも何かを選ぶ瞬間が訪れます。
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