
このような悩みについて解決できる記事を書きました。
美容師歴15年/現役stylistとして活躍中。ヘアケアマイスターの資格を取得中/三児の父
お客様とのコミュニケーションから得たリアルな声を活かし、豊富な経験と知識を織り交ぜた情報をお届けしています。
この記事で解説する内容を読んで、なんとなく知ってたのを学んで実践すれば、ヘアリテラシーの向上とどんな成分が産後のヘアや頭皮に良いのかわかりますよ。
実際に美容師として色々なママさんのヘアを担当させていただき、話を聞いたりアドバイスをしてきました。そして、私の妻も3人の子供を出産し、身近に出産後のヘアをみてきました。
この記事では、美容師として、夫としての目線で産後のヘアケアについて語っていきたいと思いますのでぜひ見てくださいね!
ヘアサイクル(毛周期)について
まずはじめに、髪の毛は新たに生えて成長し、その後抜け落ちてまた新しい毛が生えるというサイクルを繰り返しています。この周期はヘアサイクル(毛周期)と呼び、髪の毛が生える「成長期」、髪の毛が抜ける「退行期」、髪の毛が生える準備期間の「休止期」の3つが繰り返し行われます。
健康的なヘアサイクルの場合は髪の毛が1日約100本程度抜けると言われていますね。
実際に、お客様に「髪の毛がたくさん抜けるのよね…。」というお悩みを聞くことが多いですが、100本程度は抜けるので気にしすぎないようにとアドバイスしています。
意外と知らない人は多いみたいですね!
産後の薄毛・抜け毛の原因
産後は大きくホルモンバランスが乱れたり、授乳による不規則な生活などにより抜け毛が増えるという方が多いです。
その抜け毛はなぜ起こるのか?
主に3つの原因を解説していきます。
ホルモンバランスの乱れ
産後抜け毛は「産後脱毛症」や「分娩後脱毛症」とも呼ばれており、原因はホルモンバランスの変化によるものです。
女性ホルモンは2種類あります。
上記の2種類ホルモンは女性の身体の変化をサポートするため大切な役割をもっています。生理や妊娠、出産などです。
しかし、わずかな量で作用するため少しのバランスの乱れで体調が大きく左右されることもあります。
この上記の女性ホルモンは、月経周期に沿って約2週間ごとに交互に優位になる働きを繰り返していますが、妊娠中はいずれも分泌量が大幅に増えます。
妊娠中に増えたエストロゲンは、出産後に急激に減少し、それに伴いヘアサイクル(毛周期)が妊娠前の状態に戻り、妊娠中に抜けにくい状態であった髪の毛が一気に髪の毛が抜け落ちてしまいます。
つまり、妊娠中の女性ホルモンの働きによりヘアサイクル(毛周期)は、本来は退行期になる髪の毛が成長期のまま停滞しますが、出産を機に一気に退行期に移行することで、産後抜け毛が目立つようになるということです。
女性ホルモンが髪に影響するということですね!
ストレス・生活週間の乱れ
ストレスや生活週間の乱れも産後の抜け毛の原因になります。
産後は体調が変わるだけでなく、生活も今まで通りとはいかないです。出産によって体に大きな負担がかかっている上、赤ちゃんのお世話をしなければいけないからです。
産後の母親は多くのストレスにさらされることが多く、特に授乳や夜泣きによって十分な睡眠をとることが難しくなります。生活のリズムも赤ちゃんに合わせる必要があるため、不規則になりがちです。
出産によっての身体的なダメージから完全に回復しないうちに、慣れない育児に追われることで、疲労とストレスが蓄積されます。忙しさや睡眠不足に加え、授乳に時間を取られる一方で、自分の食事をきちんと取ることができない母親も多いです。
さらに、頭皮の環境が変化することもあります。以前に比べて肌が敏感になったと感じる産後ママは多くいますよね。
体質が変わりシャンプーが合わなくなったり、髪を洗う頻度が減り汚れや皮脂がたまるなど、様々な理由が重なることで頭皮環境にも影響がではじめることもあります。
これらの様々なストレスや生活週間の乱れが原因で、薄毛や抜け毛を引き起こすことがあります。
母乳やダイエットによる栄養不足
栄養不足は薄毛や抜け毛の原因となります。
赤ちゃんへの授乳が始まりますが、母乳を作るにはとてもたくさんの栄養が必要になります。栄養豊富な母乳を作るためには材料となる食べものが必要となります。
食事から摂った栄養は優先的に母乳に回されるので、母乳を与えている間は自分の体が後回しになってしまいます。
栄養価が高い母乳を赤ちゃんに与えれば健やかに育てることができますが、ママの体は栄養不足になりやすく、髪を作るのにも栄養は必要なので、生命維持とは関係ない髪は後回しにされてしまいます。
また、産後ママの中には、早く以前の体型に戻りたいとダイエットを試みる人も多くいます。
産後のママの身体は、まず出産での回復と母乳に栄養が行くため、無理なダイエットをすると、栄養不足やカロリー不足になりやすくなり必要な栄養が髪や頭皮に行き届かなくなってしまいます。
抜け毛の症状を軽減させるためにも、健康な体を維持するにもバランスのいい食事や適正なカロリー摂取が必要ということです。
産後の抜け毛を軽減するための対策・ケア方法
出産前から産後抜け毛を知っている人が多いです。しかし、特に対策をしない人からシャンプーを変えたり、サプリメントを飲んだりなどとケア方法を工夫しているママ達も多いですね。
ホルモンバランスの変化やストレスの他にも、食事や睡眠などを含めた生活習慣も髪の毛の健康に影響を与えます。
以下のような対策・ケア方法を試してみるのをおすすめします。
肌に優しいシャンプーを使う
産後で敏感になっているママの頭皮には、肌に優しいシャンプーに変えてみましょう。
「出産前まで使用していたシャンプーが合わなくなった!」と以前に比べて肌が敏感に感じるという産後ママは多くいます。それはホルモンバランスの変化によるものです。
ホルモンバランスの変化により体質が変わり、以前使用していたシャンプーや化粧品が肌に合わなくなることは珍しくないです。
特に、洗浄成分の強いシャンプーは頭皮への刺激となるため、産後やお肌の調子が良くない時は避けましょう!
産後の抜け毛に適したシャンプーの選び方はこちら↓
- アミノ酸系・ベタイン系シャンプーを選ぶ
- 頭皮ケア成分が入っているものを選ぶ
- 頭皮にやさしい無添加のものを選ぶ
アミノ酸系・ベタイン系シャンプーを選ぶ
アミノ酸系シャンプーやベタイン系シャンプーは弱酸性で刺激が少ないので、産後ママの敏感になっている頭皮に特に向いているシャンプー剤です。
おすすめシャンプー | 主な主成分 |
アミノ酸系シャンプー | ・ココイルグルタミン酸Na ・ココイルメチルアラニンNa ・ココイルグルタミン酸k ・ココイルグルタミン酸TEA ・ココイルグルシンk ・ココイルメチルタウリンNa ・ラウロリルグルタミン酸Na ・ラウロイルメチルアラニンNa など |
ベタイン系シャンプー | ・コカミドプロピルベタイン ・ラウラミドプロピルベタイン ・ラウリルベタイン など |
シャンプーボトルの裏面にある成分一覧表は、配合されている量が多い順に記載され、特に上から3~5番目までの成分に上記の表記があれば、アミノ酸系、ベタイン系がメインになっているといえます。
自分で成分チェックする習慣をつけましょう!
頭皮ケア成分が入っているものを選ぶ
頭皮環境が悪いと様々なトラブルを起こします。
- 頭皮が乾燥する
- 抜け毛を促してしまう
- 生えてきた毛が細くなる
- 髪にボリュームがなくなる
- かゆみやフケがでることがある
特に頭皮の乾燥は抜け毛を促進し、発毛しづらくなります。
なので、頭皮ケアは必要不可欠ということですね!
頭皮で重要なケア3つはこちら↓
保湿成分 | ・頭皮にうるおいを与え、乾燥を防ぐ | ・グリセリン ・セラミド ・コラーゲン ・ヒアルロン酸 ・シア脂 など |
血行促進 | ・頭皮の血行を良くし、頭皮環境を整えてくれる | ・オタネニンジン根エキス ・クララ根エキス ・センキュウエキス ・センブリエキス ・カミツレ花エキス など |
抗炎症 | フケやかゆみをおさえる | ・グリチルリチン酸2k ・ピロクトン オラミン ・カミツレ花エキス ・ローズマリーエキス など |
ちなみに、アミノ酸系とベタイン系はこの成分が入っているものが多いですね!
頭皮に刺激の少ないものを選ぶ
洗浄力が強すぎるものや、必要以上に添加物をとりすぎると、髪や頭皮の刺激になってしまいます。
産後ママの敏感肌は、頭皮に刺激の少ないものを選ぶのがいいです。
洗浄力の強いシャンプーはこちら↓
おすすめしないシャンプー | 主な主成分 |
高級アルコール系シャンプー | ・ラウリル硫酸Na ・ラウレス硫酸Na ・ラウレス硫酸アンモニウム など |
石けん系シャンプー | ・石けん素地 ・カリ石けん素地 ・ラウリン酸 ・ステアリン酸 ・オレイン酸 など |
高級アルコール系や石けん系ののシャンプーは洗浄力が強めです。「○○硫酸」などと表記があるものは避けましょう。
一般的に、石油系シャンプーと言われますね。
また、添加物が入ってないのを選びましょう。
必要以上に添加物をとりすぎると、髪や頭皮の刺激になってしまい、アトピーや敏感肌の人は肌トラブルのもとになります。
主な添加物は以下のようなものがあります↓
- 人工着色料
- フェノキシエタノール
- メチルパラベン
- プロフィールパラベン
- 酸化防止剤
- シリコン
- 硫酸系界面活性剤
- 合成香料
- 合成着色料
- 紫外線吸収剤
産後ママの敏感肌は、これらのものが入っていないものを選ぶのがいいですね。
できるだけ質の良い睡眠・睡眠時間をとる
睡眠不足や眠りの浅さを感じるのであれば、睡眠の見直しをしてみることをおすすめいたします。
授乳や夜泣きなど、慣れない育児で忙しいママにとって熟睡は難しいですよね。けれど、髪の育毛に休息は不可欠であり、疲れが取れないことで抜け毛の悪化につながることになります。
難しいとは思いますが、できるだけ眠れる時はしっかり睡眠を取り、短時間でもいいので寝て寝不足を乗り切りましょう。
育児中の寝不足を乗りきるには、周囲の協力が必要不可欠です。
育児中の寝不足を乗りきるポイント4つはこちら↓
- 睡眠の質を良くすること
- 程よく手を抜くこと・夫に協力してもらうこと
- 短時間でも休養をとること
- 赤ちゃんの生活リズムを整えること
①睡眠の質を良くすること
睡眠不足の解消はたくさん寝れば良いというわけではないです。
短い時間であってもスッキリ起きられるように睡眠の質を良くすることが重要です。
就寝前のカフェインやスマホを避ける、入浴や食事は早めに済ませたり、就寝環境を整えるなど、できる範囲で睡眠の質を良くする工夫を取り入れてみましょう。
実際に、就寝前にスマホをいじらなくなると睡眠の質が上がる感覚があり、妻もイライラが減ったと言っています!そういった習慣が今後の体や髪の健康につながっていますね。
②程よく手を抜くこと・夫に協力してもらうこと
家事はご主人と協力をして、ママの負担を少なくしましょう。
産後は母体の状態も万全ではないです。
慣れない育児に加えて家事までしっかりこなそうと無理をすると、身体の回復が遅れてしまいます。出産前と同じように家事をしないと気になる方や、赤ちゃんがいることで家の清潔さにより神経を配るママもいますよね。
しかし、赤ちゃんのお世話は24時間ほとんど休みなく続きます。
掃除や料理・洗濯など、手のかかる家事はできる範囲でご主人に担当してもらい、家事の時間を少しでもママの休養にあてることが本当に大切です。
そして、実は、パパはママの事を良く分かっていないことがほとんどです。
男性は「妊娠中の大変さ」「育児の苦労」「産後の身体の不調」のことなどに疎い生き物です。
妻の立場からすると「そのくらい言わなくても分かるでしょ!」「察してよ!」と思うような事でも、夫の立場からすると「言葉にしてもらわないと分からない!」となります。
実際に、パパ(私)は本当によく分かっていなかったです。
説明する時も「産後は骨盤の筋肉・靭帯が緩んでグラグラで不安定だから、重たいものは持てない。だからこの荷物お願い!」など、理屈で説明すると伝わりやすかったです。
母体のことをパパに理解してもらうことが大切です
③短時間でも休養をとること
産後は少しでも身体を休めるために、赤ちゃんが寝ている時は一緒に休むことを心がけましょう。
赤ちゃんの授乳や睡眠リズムが整うまでは、寝たり起きたりを繰り返す赤ちゃんに合わせる生活が続きますよね。そうすると、まとまった睡眠時間をなかなかとることが出来なくなります。
さらに、赤ちゃんが寝ているわずかな時間に家事をしようと頑張ってしまうと、ママの睡眠時間はさらに少なく、疲労を蓄積させてしまいます。
実際は眠れなくても、横になって目を閉じるだけでも良いので、こまぎれ時間、短い時間でも横になって身体を休めることで、ママの休養時間を増やすことを意識しましょう!
④赤ちゃんの生活リズムを整えること
日々の生活を規則正しいものにすることも大切です。
朝は同じ時間に起きてカーテンを開け日光を浴びたり、朝食はしっかりとる。就寝時間になったら部屋を暗くするなど、できる範囲で生活を整えてみましょう。
大人と同じ生活を繰り返していくうちに赤ちゃんの生活リズムも少しずつ整っていき、昼夜の区別を身につけていきます。
毎日同じ生活を意識して繰り返すことで、赤ちゃんの生活リズムも整っていき、ママがまとまった睡眠時間をとりやすくなるでしょう。
栄養バランスを整える
髪に栄養を届けるためにも、きちんと栄養バランスのとれた食事を摂ることが大切です。
ゆっくり食事の時間を確保することが難しいことも多いかと思いますが、なるべく3食バランスの良い食事を摂るなどして体力をつけることで、産後抜け毛の低下を防ぐことができます。
特にたんぱく質は髪の毛の元となる栄養素です。1日のたんぱく質の摂取量を体重×1gを目安に摂っていきましょう。ビタミンやミネラルも積極的に摂りましょう。
産後の食事のポイントはこちら↓
- 必要な栄養素を摂ること
- フルーツを摂ること
- 水分を摂ること
①必要な栄養素を摂ること
母乳は、赤ちゃんにとって貴重な栄養源であり、含まれる栄養素が体内に取り入れやすい状態になっています。
また、産後の回復を早めるともいわれており、母親にとっても効果があります。
葉酸 | ほうれん草、春菊、納豆など緑黄色野菜全般 | 葉酸の推奨量は1日あたり240μg |
鉄分 | レバー、卵、ひじき、しじみ など | 通常の推奨量は1日あたり6.0~6.5mg |
ビタミンC | 柑橘類、緑黄色野菜 | ビタミンCの推奨量は1日あたり100mg |
たんぱく質 | 肉類、魚類、卵、大豆など | タンパク質の推定平均必要量は1日あたり50g |
カルシウム | 小松菜、煮干し、ひじき、牛乳など | 推奨量は1日あたり650mg |
なかなかバランスのいい食材を摂り入れるのは難しいという人は、サプリメントで手軽に補うこともおすすめです。食事と同様に、タンパク質やビタミン、亜鉛、鉄分などが補給できるサプリメントが良いでしょう。
②フルーツを摂ること
産後の栄養補給におすすめなのはフルーツです。フルーツには食物繊維やミネラル、ビタミンが豊富に含まれているものが多いためです。
ただし、フルーツには果糖という糖質が含まれているため、食べすぎには注意です。
特に、以下の栄養素を意識して摂るのがおすすめです。
意識して摂る栄養素 | おすすめフルーツ | 効果 |
食物繊維 | りんご | 血糖値の上昇を抑える効果や便秘の予防にもつながります |
カリウム | バナナ | 摂り過ぎた塩分を体外に排出してくれる役割があります |
βカロテン | 柿 | 活性酸素の発生を抑えてくれる栄養素です |
ビタミンC | キウイ | 骨や腱などを健康に保つために欠かせない栄養素です |
ビタミンE | 桃 | 活性酸素を除去する効果が期待できます |
バナナは忙しいときでも手軽に食べられるため、おやつとしてもおすすめですね。
③水分を取ること
授乳中は、水分不足になりやすいです。
水分不足の状態が続くと血液がドロドロになり、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まります。
厚生労働省では、1日1.2リットルの水分補給を推奨しています。特に、入浴後と起床時には積極的に水分をとりましょう。
産後に体力が回復するまでは、できるだけ体に負担の少ない飲み物を飲むのがおすすめです。
その中でも白湯は、冷え性の改善やデトックス効果が期待できます。胃や腸にも優しいので、ぜひ試してみてください。
産後抜け毛についての疑問
「産後の抜け毛はいつからいつまで?」「抜け毛のピークはいつ?」と疑問に思う人も多いと思います。
お客様からよく質問される疑問がこちらです。
産後抜け毛はいつから?
産後の抜け毛は早ければ産後1ヶ月頃から始まります。個人差もありますが、産後2ヶ月、3ヶ月頃から抜け毛が気になりだす方が最も多いです。
女性ホルモンは妊娠中に多く分泌されるため、毛髪の成長期が長くなります。このため、妊娠中は髪の毛が抜けにくくなります。しかし、出産後は女性ホルモンの分泌量が減少するため、毛髪の成長期が終わり、脱毛が始まります。
このヘアサイクルの仕組みのため、出産後から急に脱毛症状が始まるわけではなく、出産後しばらく経ってから脱毛が始まることが多いです。
ピークはいつ?
産後の抜け毛は、4ヶ月~6ヶ月頃にピークを迎え、産後1年頃には徐々に落ち着き新しい毛が生えてきます。
もちろん、抜け毛のピークや落ち着く時期にも個人差があります。
抜け毛が多いと「いつまで続くんだろう?」「このままはげてしまうのでは?」と悩んでしまいますが、産後の体の回復とともに徐々に抜け毛は落ち着いていきます。
産後抜け毛は一生続くものではありませんので、深く考えすぎないことが大切です。
産後抜け毛がない人もいる
ほとんどの方が産後の抜け毛に悩むと言われています。
その中には「特に気にならなかった」「抜け毛の量の変化を感じることはなかった」という方もいます。
ホルモンバランスが産後脱毛症の主な原因となりますが、産後ホルモンバランスの変化が小さかったり、産後のストレスの影響を受けなかったなど、ヘアサイクルや頭皮環境が乱れる条件が少なければ脱毛症状もでにくいと考えられます。
産後の抜け毛がない人がいる一方で、産後の抜け毛がひどすぎて、なかなか治らない人もいるのも事実です。
その場合は、迷わず医療機関へ相談を。
相談先としては、出産した産院がおすすめです。
まとめ
慣れない育児に生活リズムが崩れたりと、産前とまったく異なる暮らしに戸惑う産後ママは少なくありません。そこに追い打ちをかけるように抜け毛という悩みが増えると、精神的なストレスが溜まってしまいます。
悩まないでいることは難しいですが、産後ママのほとんどがこの抜け毛を経験しています。出来る範囲でやれることをやっていきましょう!
繰り返しになりますが、産後の抜け毛を軽減するための対策・ケア方法はこちらです。
- 肌に優しいシャンプーを使う
- できるだけ質の良い睡眠・睡眠時間をとる
- 栄養バランスを整える
個人的には、シャンプーを優しいものに変えるのが簡単でおすすめです!
まずは、アミノ酸系、ベタイン系のシャンプーとはどんな成分かを知るところから始めましょう。
おすすめシャンプー | 主な主成分 |
アミノ酸系シャンプー | ・ココイルグルタミン酸Na ・ココイルメチルアラニンNa ・ココイルグルタミン酸k ・ココイルグルタミン酸TEA ・ココイルグルシンk ・ココイルメチルタウリンNa ・ラウロリルグルタミン酸Na ・ラウロイルメチルアラニンNa など |
ベタイン系シャンプー | ・コカミドプロピルベタイン ・ラウラミドプロピルベタイン ・ラウリルベタイン など |
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